こんにちは!
幸せが永続する結婚の実現をサポートする結婚相談所ハレシア、代表カウンセラーの上館です。
結婚というのは、人生の中でも大きな節目のイベントです。
自分の身近な友人や同僚などが次々と結婚し、新たなステップへと進んでいる様子をみると、結婚していない状況に置かれている自分の生き方に対して、「このままでいいのだろうか」といった不安や心の葛藤を抱えてしまうこともよくあります。
この記事では、「結婚できないままの将来が訪れたらどうしよう」と悩む男性女性のために、不安の要因や心の葛藤に焦点を当てつつ、その対処法について心理カウンセラーの視点から解説していきます。
Contents
結婚できない将来に不安を感じる男女がまずすべきこと
結婚願望を持っているにも関わらず結婚できない現実に直面すると、不安を感じたり心に様々な葛藤が生じるのは当然のことです。
例えば、親や兄弟、親戚などから結婚を焦らせるようなプレッシャーを与えられたり、あなた自身の自己肯定感の低さだったり、理想のパートナーとの出会いに恵まれないことへの焦りなど、結婚に対する悩みが深くなってしまうのには、様々な要因が影響しています。
結婚できない不安に襲われ、鬱っぽくなってしまったり、泣いてしまうこともあるような精神状況に陥っている男女にとって大切なことは、「その不安の要因を明確化し、自分自身でしっかりと理解する」ということです。
しかしながら、焦りや不安が心の中で強まってしまっている時は、冷静に自分を振り返るということ自体が難しいかもしれません。
その様な時は、決して無理をせず、一度じっくりと心に休息を与えて、穏やかな気持ちになってから、あなた自身の「結婚への姿勢」を再確認する時間を持つといった流れが望ましいです。
結婚できないことに不安を感じてしまう要因やきっかけとは
では、実際にどのようなときに結婚できないことに対する不安を感じるのかを見ていきましょう。
身近な友達や職場の同期や後輩からの結婚報告
20代の中頃から少しずつ身近な人からの結婚報告が増えてくるかと思いますが、ラッシュのごとく、次々から結婚報告を受けると、やはり心に少なからず波風が立つものではないでしょうか。
特にプライベートでも親しい付き合いをし、よく遊びにいくような間柄の人からの報告は、自分だけが取り残されている感覚を強く抱きやすく、孤独感や不安感も生じやすくなります。
恋人はいるものの結婚の話題が一切出ない
これは特に女性が多く抱きやすいお悩みですが、交際相手がいて、しかも数年レベルでお付き合いをしているにも関わらず、結婚の話題が一切出ず、結婚を意識をしていることも相手から感じられないという場合に、焦りや不安感が強くなりやすいです。
結婚は、二人の意志が結婚の実現に向けて一致して初めて成立するものですので、自分だけが「結婚したい」と考えている場合は、関係が進展せず、年齢ばかり重ねていくことになるので、「結婚したい」という想いが強いほど、精神的なストレスは非常に強くなってしまいます。
恋人との別れ
恋人との別れというのは、「自分は誰とも結婚できないのではないか」という気持ちを助長しやすいです。
失恋や別れというのは辛く悲しいものですが、「結婚を意識した付き合い」をしてきていたのであれば、それは猶更です。
自分の意志による「前向きな気持ちでのお別れ」であれば良いのですが、相手からフラれてしまった場合の別れは、「自分みたいな人間は誰からも愛されないのではないか」「結婚したいと思ってくれる人なんていないのではないか」という、負の感情に包まれ、「自分は一生結婚できないんだ」と飛躍した発想をしてしまいやすいので、注意が必要であると感じています。
婚活がスムーズに進まない
マッチングアプリ、婚活パーティ、結婚相談所での活動など、婚活には様々な方法がありますが、共通して言えることは、「回数に差はあれど、異性から選ばれない経験をする」ということです。
周囲からの評価はほとんど気にならないという人も中にはいますが、多くの人が、やはり「人から拒否される」という経験をすればショックを受けたり、傷ついたりするものだと思います。
婚活期間が長くなり、スムーズに発展していかないことが多くなってくると、自分への自信はどんどんと削られていってしまうことになるので、メンタル面が不安定になりやすいと言えます。
親や親戚からのプレッシャー
帰省するたびに、親や親戚から恋愛状況を探られたり、もっとストレートに「早く孫の顔が見たい」などとプレッシャーをかけられる人も多いです。
このようなパターンの場合、「近所の●●くんは、二人も子供がいて、もうしっかり家庭を持っているのよ!」「○○ちゃんも△△ちゃんも、もう結婚しているじゃない!」など、他の人と比べられる発言をされることも多いため、余計に不安感を煽られてしまいます。
最近では、そういった親や親戚からのプレッシャーから回避するために帰省を拒否する人も増えてきているようですが、自分の心を守る上で、それは大変意味のある行動だと思います。
なぜ結婚できないことに対して不安を感じてしまうのか?
なぜ、結婚できない自分に対して、不安になってしまうのでしょうか?ここからは、よくある考えられる理由についてを見ていきましょう。
みんなと違う自分が「普通」ではないようで不安
最近では、「結婚を敢えてしない」と考える人も少しずつ増えてきていますが、現状ではまだ「いずれ誰かと結婚する」という人生が「普通」であると感じている人が多いかもしれません。
心理学的に、大多数の人と同じ選択をしていると安心感を抱きやすいということを、あなたも耳にしたことがあると思いますが、周囲がどんどんと結婚を決断していく中で、自分だけが結婚していないという状況は、「周囲から取り残されている」「自分は普通ではない」という意識を作り出すことにつながりやすいです。
ですが、「結婚することが普通の人生である」ということは決してありませんし、どのような人生を過ごすのかは一人ひとり異なるので、人と違って当たり前です。
結婚していたとしても、結婚していないとしても、あなた自身が「自分の生き方も結構いいじゃん」と思えるかどうかというのが、何よりも大切なことなのです。
人間性に問題があると思われるのではないかという不安
結婚しているということは、仮に、離婚をしたとしても、「一回以上は、誰かに結婚したいと思われ、結婚相手として選ばれたことがある」という捉え方もできます。
そのため、結婚していないということは、誰からも選ばれないよう人間であり、魅力がないどころか、人間性に何らかの問題があるのではないかと思われてしまうことに対して不安を感じることもあるようです。
結婚していないからといって問題があるわけではないのですが、結婚していないことに対して劣等感を感じている人ほど、そのようなマイナスな考え方をしてしまう傾向があります。
世間の目や、人からの自分に対する評価が気になってしまうという気持ちはよく分かります。
ですが、あなたの長所や頑張っている様子を見てくれている人は必ずいますし、それは、結婚しているかいないかは全く関係なく、一人の人間として、あなたを評価してくれているものですので、結婚していないことに対して強い劣等感を抱く必要は全くありません。
経済的・金銭的な不安
独身で生きていくとすると、基本的には、自分自身の力のみで経済的・金銭的に自分を支えていく必要がありますので、その点について強い不安を感じる人もいます。
結婚することで、突発的に多額のお金が必要となるような時や、病気やケガなどで一時的に仕事ができなくなるような場面が訪れたとしても、お互いに支え合うことができるので、確かにそういった面での安心感は得られやすいと言えるでしょう。
しかしながら、結婚するお相手によっては、経済的・金銭的な問題が常に頭をもたげるような生活になってしまうこともありますので、「結婚したら経済的・金銭的な不安から解放される!」と考えるのは、やや危険な発想かもしれません。
結婚したとしても、自立した一人の人間として生きていけるようにしておこうという意識を持っておくことも大切です。
子供ができない不安
将来的に子供が欲しいと考えている人にとっては、結婚できないことで子供に恵まれないということを不安に思うでしょう。
特に女性の場合は、出産年齢の問題もありますので、この問題は大変シビアに捉える人が多く、子供が欲しい気持ちが強い人ほど不安感は非常に大きくなりやすいです。
ただし、男女双方に言えることですが、結婚したからといって子供がすぐにできるとも限りませんので、子供が欲しいと考えている場合には、結婚とは別の問題として、事前に自分自身の身体について検査をしておくことが重要です。
老後に孤独になることへの不安
結婚できないとすると、将来、年齢を重ねたときに孤独な人生を送ることになるのではないかという点について不安を感じる人も多いです。
元気なうちは、友人だったり、職場の仲間だったり、親や兄弟・姉妹との交流もありますが、これから先の数十年後も今と全く変わらない状況であるということは恐らくないでしょう。
ですが、結婚していても子供に恵まれるとは限りませんし、配偶者に先立たれてしまうことだってあるので、老後の孤独に対する不安は、結婚歴の有無に関わらず多くの人が抱えている問題です。
未来のことは誰にも分りませんので、せめて、今ある現実世界を丁寧に生きて、未来において後悔することのない人生を過ごしていくことが大切なことだと思います。
結婚できない不安でうつっぽくて泣くこともある人の対処法
結婚できない将来を想像しすぎてしまうあまりに、鬱っぽくなったり、泣くことが増えてしまっている人は、「婚活うつ」の初期症状が出始めてしまっているのかもしれません。
お風呂につかりながら急に涙が出てきてしまったり、夜ベッドで眠る前に泣いてしまったりといったことがある場合は、早めに専門家に相談をするのが安心です。
極限まで放置してしまうと、メンタル面だけでなく、身体にも頭痛や動悸、耳鳴りなど、様々な症状が出てきてしまい、婚活どころか、仕事をはじめ、日々の生活にも負の影響が出てきてしまいます。
もし、あなたがこのような状態だとするならば、これから先の人生をもっと自由にあなたらしくのびのび過ごしていくためにも、早めに心療内科などの専門家の先生に相談をしましょう。
ここからは、「うつっぽく泣くなどの症状は強くないものの、結婚できないことに対する不安がある男女」へ向けて、結婚できないことへの不安への対処法について解説していきます。
結婚できない不安が生じる要因が何かを明確にする
上のパートで「結婚できないことに対して不安を感じる理由」をご紹介してきましたが、当てはまっているものはありましたか?
もしかしたら、一つだけでなく、複数が当てはまったという人もいるかもしれません。
いずれにしても大切なことは、「自分の心はなぜ不安に思うのか」を自分自身でしっかりと理解することが、不安を和らげることへの第一歩です。
そして、あなたの不安を解決していくためには、自分の心の中の不安を整理し、どうすれば不安を感じなくなると思うか、イメージを含まらせながら自分自身で考えるということが大切です。
現状では、結婚していないので、「結婚できていないから不安」と感じているかもしれないですが、あなたの抱えている不安は、結婚したら完全になくなるものなのでしょうか?
恐らくですが、結婚したとしても、同じような不安を抱えることになるのではないかと思うのです。
だからこそ、「今ある不安を不安だと思わなくなるためには、どのような生き方をすれば良いのか」という点を、自分自身の中でしっかりと明確にしておく必要があります。
考えるにあたっては、「何の制限もなく、何でも叶えられるとしたら、自分は1年後、3年後、5年後、10年後、30年後・・・、どのような生き方をしていたいか」を自由に思い描いてみてください。
そこを考え抜くことが、不安解消に大きくつながっていくことと思います。
結婚できないことは不幸ではないと理解する
先ほどご紹介したとおり、人から変な風に思われたくない、老後に一人になりたくない、子供がほしい、金銭的に困窮したくないなど、人それぞれ不安の理由は異なります。
誰しも様々な願望をもっていますが、それらの願望の全てに共通している点は、「幸せな人生を歩みたい」という点に集約されるのではないでしょうか。
つまり、自分自身がどれだけ幸せを実感しながら日々を歩めるかどうかが、何よりも大切なことであり、それが実現できれば心が満たされた人生を過ごせるというこになります。
ここでよく考えてほしいことは、「結婚するから幸せになれるのか」という点です。
そして、結婚できないことは不幸なことなのでしょうか。
あなたが人生を終えるときに、「自分の人生は幸せだった」と思えるかどうかが最も重要なことですので、幸せが結婚の有無だけに左右されるということは決してありません。
「結婚すること=幸せ」なのではなく、あくまで「結婚は、幸せな人生を過ごすための、いくつかある手段のうちの一つ」に過ぎませんので、結婚という手段があなたの幸せのために必要なものなのかどうかをしっかりと考える必要があります。
いずれにしても、結婚できいないこと=不幸であるということはありませんので、この点はしっかり心に留めておきましょう。
結婚できない自分にとらわれすぎてしまうなら婚活を休むことも大切
もしあなたがこれまで婚活に懸命に取り組んできたのなら、一度、婚活から離れて心の休息をとるということも対処法の一つです。
人はなかなか行動を起こせない生き物ですので、婚活という、具体的な行動を起こせていたあなたは、それだけでも充分頑張ってきたと言えます。
婚活が思うように進まず、結婚できないことに対して不安が募る一方という状態であれば、あなたの心を守るためにも、一旦、リフレッシュの期間を設けて、自分自身をとことん甘やかしてあげても良いと思います。
自分の好きなことや楽しいと思えることに没頭すると、これまでの精神的ダメージから回復できるだけでなく、幸せ感度も高くなるので、意外とそういうときにスルっと良い出会いに恵まれたり、身近な存在に対して今まで気が付けなった良さを見い出すことができたりなど、意図せずして結婚につながるような状況変化が起きることもあります。
不安に駆られて、うつっぽくなったり、泣いてしまうこともあるような状況だと、目の前にある幸せにも気づきにくくなり、より一層、負のループに入りやすくなってしまいます。
思い切って婚活を休むというのは勇気の必要な決断かもしれませんが、心の休息というのは非常に大切ですので、前向きに検討してみてもらえたらと思います。
婚活や恋愛が専門の心理カウンセラーに相談する
結婚できない将来が不安という場合には、婚活や恋愛相談を得意としている心理カウンセラーに相談をするという方法もあります。
あなたがどのようなことに不安を感じているのか、なぜ不安感が生まれてしまっているのか、不安を解消するにはどうすれば良いのかなどを、カウンセラーと対話を行うことで心の整理がしやすくなるためです。
もしあなたが婚活に取り組んだものの、状況が停滞してしまっているという場合にも、これまでの状況を聞き取りながら、ネックとなっている点を炙り出してメンタル面の安定を含めて解消していくことで、これからの婚活をよりスムーズに運ぶためのヒントを得られる可能性もあります。
誰かに心の内を相談をするという行為だけでも、不安や辛い気持ちが和らいでいくこともありますので、結婚できないことへの不安がある場合には、婚活のプロで心理カウンセリングも可能なカウンセラーに相談してみるのが良いでしょう。
結婚相談所ハレシアの場合は、婚活経験があり、心理カウンセラー資格も保有しているカウンセラーがいますので、結婚に関する不安や今後の婚活の進め方などについてなども、安心してご相談いただけますので、気になる方はご都合が良い時にいつでも無料カウンセリングをご利用ください。
まとめ(結婚できない不安をあなたに合った方法で解決しましょう)
男性女性問わず、結婚できない不安というのは、未婚の際に大なり小なり湧いてきて不思議ではない感情です。
不安に感じる理由は人それぞれであるように、不安の解消方法の最善策も人それぞれ異なりますので、あなたに合った対処法を講じることが大切です。
忘れないでいただきたい重要なことは、あなたが幸せな人生を歩んでいくことであり、それを実現するためには、どのような生き方をしていくと良いのかを考えぬくという点です。
結婚というのは、あくまで、幸せな人生を歩むためにいくつかある道の一つに過ぎませんし、結婚しないことが不幸であるということはありません。
あなたが幸せだと思える生き方を考え抜いた結果、「結婚という手段は必要ない」という決断に至るかもしれません。
あなたが本当に望む生き方を見出すためには、心を不安感から解放し、心の休息をとるということも大変重要ですし、あまりにも鬱っぽい傾向が強かったり、泣いてしまうようなこともある場合には、専門家の先生にみてもらうことが必要です。
いずれにしましても、決して無理をすることなく、これまで不安と向き合って頑張ってきたあなた自身を労ってあげてくださいね。
あなたが今よりもっと、晴れやかに、幸せに、人生を歩んでいくことができますよう、心から応援しています!
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