一人っ子の女性や姉妹しかいない女性の多くが、結婚を意識する際に、苗字をどうすれば良いかで悩むと言われています。
苗字は大きな問題であるのは事実ですが、だからといって、人生において大きなイベントである「結婚」を諦めてしまうのは非常に勿体ないことです。
今回の記事では、一人っ子女性や姉妹のみの女性の結婚における苗字問題にスポットをあて、婿養子や婿入りの違いなどを解説しながら、婚活方法や解決策などについて解説していきます。
Contents
- 1 一人っ子の女性が結婚で悩む難しい問題が苗字をどうするか
- 2 結婚で女性側の姓を名乗るカップルの割合について
- 3 「婿養子」と妻の苗字を名乗るだけの「婿入り」の違いは理解できていますか?
- 4 女性側の苗字を名乗るだけの「婿入り」のメリットとデメリットとは
- 5 女性側の親と養子縁組をする「婿養子」のメリット・デメリットとは
- 6 一人っ子女性が婿入りや婿養子の結婚をしたいなら結婚相談所での婚活がおすすめ
- 7 二人とも苗字を変えたくない場合の解決策とは
- 8 まとめ(一人っ子の結婚にとって苗字は難しい問題だからこそ、深いレベルの話し合いが大切)
- 9 姓名判断の相性占いが人気の結婚相談所ハレシアで婚活をしませんか?
- 10 【必見】結婚相談所選びで失敗したくない人は婚活する前にこれだけはチェック!
一人っ子の女性が結婚で悩む難しい問題が苗字をどうするか
一人っ子や女姉妹の女性にとって、結婚時に名乗る姓をどうするかというのは、非常に難しい問題です。
特に、珍しい苗字や特殊な苗字であればあるほど、自分が結婚することで、その姓が途絶えてしまうことに対して、申し訳なさや悲しい気持ちを感じてしまう女性が多いようで、ヤフー知恵袋などのQ&Aサイトにも多数の相談が寄せられています。
このような相談が多い理由としては、結婚する際に名乗る姓として、男性側の苗字を選ぶカップルが非常に多く、その流れが浸透しているために起こっているものと考えられます。
結婚で女性側の姓を名乗るカップルの割合について
男性側の姓を名乗るカップルが多いという実感を持っている人も多いと思いますが、実際のところ、どのような割合となっているのでしょうか。
厚生労働省が公表している人口動態統計調査の「婚姻に関する統計」(平成28年度データ)によりますと、女性側の姓を名乗るカップルの割合は、約4%ということで、非常にその割合は少なく、男性側の苗字を名乗っているカップルが圧倒的多数であるということが分かります。
過去のデータと比較をしますと、女性側の苗字を選択するカップルは増加傾向にあると言えますが、やはり少数派であるということには変わりありません。
このような背景があることから、一人っ子女性や姉妹のみの女性は、「結婚するなら男性側の姓を名乗った方が良いのだろうけど、でも・・・」という葛藤を抱えてしまうのでしょう。
「婿養子」と妻の苗字を名乗るだけの「婿入り」の違いは理解できていますか?
一人っ子女性や姉妹のみの女性が、自分の姓を残したいと考える場合によく出てくるのが、「婿養子」という言葉です。
しかし、この言葉の意味を正しく理解している人は、意外と多くはありません。
女性側の姓を名乗るだけであれば、それは婿養子とは言わず、「婿入り」という言葉が適切です。
まずは、「婿養子」と「婿入り」の違いを確認していきましょう。
婿養子と婿入りの違いについて
婚姻届を提出する際、夫側か妻側、どちらの姓を名乗るかを選択できるようになっています。
この時、女性側の姓を名乗るというだけであれば、単に「婿」「婿入り」ということになります。
その一方、「婿養子」というのは、結婚相手の女性とではなく、結婚相手の女性の親と養子縁組をするということを意味しています。
「女性側の苗字を名乗る」という点では、「婿入り」も「婿養子」も共通していますが、女性側の家族との相続権が発生するかしないかという点が大きく異なります。
女性側の苗字を名乗ってもらうだけであれば「婿入り」で良い
妻側の姓を名乗ってもらうだけであれば、婚姻届で「妻の姓」を選択するだけで、その他の特別な手続きというのは一切発生しません。
結婚して多くの女性が男性側の姓を名乗るようになるのと、何ら違いはありません。
入籍後は、二人で新しい戸籍を持つということになりますが、女性側の姓を名乗ることに決めたカップルの戸籍筆頭者は女性(妻)ということになります。
ただし、住民票における「世帯主」というのは、戸籍筆頭者である必要はなく、二人で話し合って自由に決めることができますので(基本的には、収入が多い方が世帯主となることが多いです)、妻側の姓を名乗ることに決めたとしても、男性(夫)が世帯主になることは可能です。
一人っ子女性や姉妹のみの女性で結婚後に名乗る苗字について悩んでいる場合には、基本的には、この「婿入り」という、苗字のみを女性側にするというパターンを選択すれば、問題をクリアできるという人が多いです。
婿養子は女性側の親との養子縁組をすること
「婿養子」というのは、女性側の親と養子縁組をした上で、女性側の苗字を名乗ることを意味しています。
「女性側の親と養子縁組をする」ということを正しく理解できていないまま、「婿養子」という言葉に捕らわれてしまっている人が男女問わず多いですので、この点はしっかりと押さえておく必要があります。
女性側の苗字を名乗るだけの「婿入り」との最大の違いは、「婿養子」の場合は、戸籍上で女性側の両親の子供になることを意味しているので、相続権が発生するという点にあります。
つまり、婿養子となった男性というのは、自分の実の両親と女性側の両親の両方の相続権を得るということになります。
しかし、相続権が発生するということは同時に、扶養義務も発生するということになる点は忘れてはいけません。
婿養子になるということは、両家の両親の扶養義務が発生するということも同時に意味していますので、この点も留意しておく必要があるでしょう。
なお、手続き的には、婚姻届を提出する前に、女性側の両親との養子縁組手続きをしておくというのが、基本的な流れとなります。
女性側の苗字を名乗るだけの「婿入り」のメリットとデメリットとは
では、女性側の姓を選択するだけの「婿入り」について、メリットとデメリットを順に解説していきます。
婿入りのメリット
女性側の苗字を名乗るだけの「婿入り」のメリットとしては、
・男性は、女性配偶者(妻)と女性側の家族から大切にしてもらえる
・女性は、いわゆる「嫁姑問題」が発生しづらい
という点が挙げられます。
現代の日本において、結婚時に女性側の姓を名乗ることを選択してくれる器の大きい男性というのは、まだまだ少ないです。
そのような中ですので、女性側の希望を聞き入れてくれ、自分が苗字を変えることを選択してくれた男性に対して、女性側は感謝の気持ちを強く感じます。
本来は、どちらの姓を名乗っても良いのですから、姓を変えてくれることに強い感謝の念を抱くというのもおかしな話ですし、このような状況が変わることが望ましいですが、今の段階では、このような現実があります。
婿入りのデメリット
「婿入り」のデメリットとしては、
・婿養子と勘違いされたり、変な興味をもたれたり、詮索されたりすることがある
という点が挙げられます。
女性側の苗字を名乗る選択をする男性が少ないことから、「わざわざ妻の姓に変えるということは、特別な事情があるのだろうか」と、家庭の事情を詮索されることが考えられます。
深い理由を話す必要はありませんので、何か聞かれても「一人っ子だから」「姉妹しかいないから」など必要最低限のことだけ伝えれば充分でしょう。
女性側の親と養子縁組をする「婿養子」のメリット・デメリットとは
ではつづいて、婿養子のメリットとデメリットを順に解説していきます。
婿養子のメリット
婿養子のメリットとしては、女性側(妻)の両親の相続権を得られるという点です。
妻の両親が資産家である場合には、メリットであると言えるでしょう。
婿養子のデメリット
婿養子のデメリットとしては、
・実親と女性側の親の両方の扶養義務が発生する
・結婚、離婚の手続きが面倒
という点が挙げられます。
養子縁組をするのが婿養子ですので、扶養義務も発生することになります。男性側は、この点はしっかりと覚悟をしておく必要があります。
また、婿養子は養子縁組をすることを意味していますので、単純に結婚する場合と比べて、手続きが煩雑です。
万が一、婿養子の人が離婚する場合は、まずはじめに養子縁組を解消する「離縁届」を提出し、その後で「離婚届」を提出するという流れになります。
苗字や戸籍は入籍前と同じ状態に戻ることになりますが、例えば、実親がすでに亡くなってしまい、戻る戸籍がなくなっている場合には、新しく戸籍を作るということになります。
なお、7年以上養子縁組をしていた場合に限られますが、離婚しても旧姓に戻したくないという場合には、女性側(妻)の苗字を名乗り続けるということも可能です。
一人っ子女性が婿入りや婿養子の結婚をしたいなら結婚相談所での婚活がおすすめ
一人っ子女性や姉妹のみの女性で、苗字を変えない結婚を実現したい場合には、結婚相談所で婚活するのが最も効率的です。
当相談所ハレシアも加盟している、日本最大級の結婚相談所連盟であるIBJの会員システムにおいては、「婿養子」という欄が用意されています。
ここまで解説してきましたとおり「婿養子」というのは、女性側の親と養子縁組を組むことを意味していますが、この点を正しく理解できている人は少ないため、女性側の苗字を名乗るだけの「婿入り」についても意味合いとしては含まれていると理解した方が良いでしょう。
この「婿養子」の欄について、女性側の方では、
・希望する
・希望しない
・要相談
から選択できるようになっていますので、「婿入り」あるいは「婿養子」を希望する場合には、「希望する」か「要相談」を選択します。
そして、この婿養子欄について、男性側の方では、
・難しい
・構わない
・要相談
を選択するようになっていますので、女性がお相手を探す際には、「構わない」または「要相談」を選択している男性に絞って、アプローチをかけるという手段を取るのが良いでしょう。
このように、結婚相談所での婚活であれば、婿養子や婿入りについて、検討余地がある男性に絞って出会いを重ねていくことができるので、無駄なく効率的にお相手と出会える確率を高めることができます。
苗字を変えたくないと考えている一人っ子女性や姉妹のみの女性にとっては、大変心強い婚活場所だと言えますので、結婚を真剣に考えているのであれば積極的に活用していくことが望ましいと言えるでしょう。
二人とも苗字を変えたくない場合の解決策とは
現時点では、日本において結婚をする場合は、民法において、どちらか一方の姓を名乗ることが定められているため、夫婦別姓を選択することはできません。
そのため、結婚はしたいけど、二人とも苗字を変えたくないという場合には、
・事実婚を選択する
・入籍はどちらかの姓でおこない、可能なところでは全て通称(旧姓)使用をする
という形をとる必要があります。
女性の社会進出に伴い、仕事上で旧姓使用を認めるという会社が非常に増えてきていますし、行政面においても、マイナンバーカード、住民票、免許証などでは、旧姓併記ができるようになっていますので、時代と共に少しずつ変化が生じてきています。
ただし、戸籍上においては結婚する以上、苗字をどちらかにそろえるということが必要になってしまいますので、カップル間でじっくりと相談をしあうことが大切です。
まとめ(一人っ子の結婚にとって苗字は難しい問題だからこそ、深いレベルの話し合いが大切)
どちらの苗字を名乗っていくかを決めることは、非常に難しい問題です。
だからこそ、二人の間でどれだけ将来を見据えた深いレベルでの話し合いの機会をもてるかが非常に重要であると言えます。
苗字という、これからの人生に密接に関わる大きな問題だからこそ、悩んだり、苦しんだりすることもあるかもしれませんが、この難しい問題を二人で相談しあって解決をすることができれば、結婚後にトラブルが起きたとしても、協力し合って上手に乗り越えていくことができるでしょう。
一人っ子の女性や姉妹のみの女性にとっては、特に深刻な問題だと思いますが、結婚したいと考えているのであれば、まずは思い切って婚活にチャレンジしてみてくださいね。
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