• 投稿公開日:2023年8月1日
  • 投稿カテゴリー:ブログ

自分たちの意思で子供をもたない共働き夫婦を意味するDINKs(Double Income No Kids)。

様々な理由からDINKsという生き方を選択する人たちが少数派ながら増えつつあり、メディアでも度々、話題に取り上げられることもありますが、「羨ましい」などの肯定的な意見をはじめ、「結婚する意味あるの?」といった批判的なものまで様々な声が飛び交っています。

そこで今回は、DINKsの結婚する意味、メリット・デメリット、DINKsという生き方を選択して最高に幸せな人生を歩むために大切なポイントなどについて解説していきます。

Contents

DINKsの結婚する意味とは

「結婚すること=子供をもつこと」という価値観を持っている人たちは減少傾向にあると言われつつも、まだまだ大多数の人がそのように考えています。

結婚イコール子供と考える人にとって、子なし共働き夫婦であるDINKsという生き方は、結婚する意味を見出せないため、なぜそのような選択をする人がいるのか理解することが難しいのでしょう。

しかしながら、DINKsという生き方には、様々なメリットもあることから、しっかりと結婚する意味はあると言えます。

結婚というのは一種の「契約」を交わすことであり、契約には「責任」が伴うものです。

このことから、DINKsが結婚する意味というのは、「お互いに夫婦としての責任をしっかりと持つこと」を前提に、子供がいないDINKsであるからこそ得られる結婚スタイルを二人で楽しんでいくことができるという点にあると考えられます。

子供がいないという点においては、恋人同士のカップルも同じではありますが、DINKsの場合は法的な夫婦であり、そこに「契約」が介在していることから、単なるカップルとは全く異なる秩序が存在しているということになります。

DINKsという生き方をすることで得られるメリットについては、後ほど詳しく解説していきます。

DINKSという生き方が向いている人

DINKsという夫婦のカタチを選ぶ人は、固定概念に縛られない自由な発想を持っている人が多いです。

中でも以下のような考えを持っている人は、DINKsという生き方が向いていると言えます。

・夫婦二人ともが子供や子育てに強い興味を持っているわけではない
・夫婦二人だけでいてもストレスを感じない(むしろ、夫婦二人でいることに幸せを感じる)
・キャリア形成や趣味など、子育て以外のことに限りある人生の時間を費やしたい

価値観や生き方は人それぞれ異なりますが、DINKsという生き方を最高に幸せと思うためには、夫婦二人が同じ想いを共有しているということが必要不可欠です。

片方が望むだけでは成り立たない夫婦関係ですので、夫婦としてどのような結婚生活を過ごしていきたいのかという点は、結婚前にしっかりと話し合っておくことが大切です。

DINKsの結婚する意味とも言える11のメリット

では、ここからはDINKsという生き方の11のメリットをご紹介していきます。

経済的に安定し余裕が生まれる

DINKsというのは共働きが前提ですので、二馬力で家庭の金銭面を支えることができることから、経済的に安定しやすいというメリットがあります。

そして、子供がいない分、自分たちの生活にのみお金を使うことが可能というのも大きな強みです。

一人の子供を大学進学まで育て上げるのに必要な金額は、3000万円近い金額がかかるとされており、小中高も私立だったり、大学で医歯薬系の学部に進学するのであれば、さらにお金がかかります。

DINKsは子供がいないことから、子供の養育費・教育費で想定される金額分、余裕が生まれるということになりますので、老後に向けての資産形成なども比較的容易にできるでしょう。

時間にゆとりができる

子供の育児時間がないため、日々の生活において、時間的なゆとりも生まれます。

特に小さなお子さんがいるうちは、目を離すことも難しく、どうしても子供中心の生活にならざるをえません。そのため、自分のための自由時間を確保することはほぼ実現不可能に近く、精神的にも追い詰められやすくなってしまいます。

DINKsの場合は、自分たちのペースで自由に生活をすることができるため、時間にゆとりがあることと合わせて、精神的な余裕も生まれるという良さもあると言えます。

夫婦共に自己成長やキャリアアップに取り組める

子供のことを気にしなくて良いため、双方が思う存分、キャリアアップを目指したり、自己成長に投資することが可能です。

特に女性の場合は、出産時にお休みをしたり、その後も時短勤務を余技なくされるなどして、自分が思い描くようにキャリアアップをすることが難しくなる状況に陥ってしまうことがあり、子供の健康状況などによっては離職を余儀なくされることもあります。

DINKsの場合は、そういった懸念が一切ない状態で、仕事のキャリアを伸ばしていくことができるため、自分の望むペースで仕事に邁進していくことができるでしょう。

転職や起業など働き方の選択肢が自由に広がる

仕事面においては、「さらなるやりがいを求めて、転職をしたい」であるとか、「独立起業にチャレンジしたい」という想いが湧くこともあるかと思います。

転職や起業などは、今までの環境からの変化が生じることでリスクが発生しますので、子供がいる場合にはなかなか冒険しにくいというところがありますが、DINKsの場合は、子供の教育費の心配はいらず、もう一方も働いてくれているため、リスクの許容レベルが高く、思い切った挑戦がしやすいというメリットがあります。

趣味に没頭できる

時間とお金に余裕があるDINKsの場合、趣味に対して、時間とお金を投資することができるのも魅力の一つとされています。

「仕事を頑張っているのだから休日くらい自由に好きなことをしたい」と思っても、子供がいる場合は遊びに連れてってあげたりなど、休日は家庭サービスに費やすことが多くなります。

特に趣味にこだわりがある人や自分の世界を大切にしたい人にとっては、DINKsという生き方は非常に合っていると言えるでしょう。

好きなときに旅行ができる

DINKsは、子供の学校や習い事のスケジュールを気にしなくて済むため、二人で休暇を合わせることさえできれば、好きなときに旅行に出かけることができます。

子供がいる場合は、ゴールデンウィークや夏休みシーズンなど、学校が休みのタイミングでないと旅行することが難しく、ハイシーズン価格の出費をしながら混雑の中に飛び込んでいくしかないというのが辛いところです。

また、高級旅館や高級ホテルのクラブラウンジなど、子連れでは利用できない施設に宿泊することができるのも、DINKsの良い点です。

部屋のインテリアを自分たち好みにできる

二人が気に入ったオシャレな家具や家電を自由に買い、自分たち好みのインテリアでコーディネートすることができるのもDINKsのメリットです。

子供がいる場合は、落書きやイタズラをされてしまったりすることをはじめ、何よりも子供に対する安全性を考慮する必要があるため、なかなか思い通りのインテリアでまとめることは難しいというところがあります。

家を居心地の良い空間にすることで、精神的にも満たされやすくなるでしょう。

別居婚や週末婚など二人に合った生活スタイルを実現しやすい

「結婚したら毎日一緒に過ごすのが当たり前」という価値観の人が多いかと思いますが、中には、「常に一緒に過ごすよりも、程よい距離感を保っていたい」といった価値観を持った人もいます。

DINKsの場合、子供のことを考える必要はなく、あくまで「二人にとって過ごしやすい距離感」での結婚生活の実現を図れば良いだけなので、別居婚や週末婚といったスタイルも実現しやすいと言えます。

夫婦として福利厚生や社会保障などを受けられる

DINKsの場合、「子供がいない」というだけで、法的に認められた夫婦です。
そのため、当たり前のことではありますが、通常の夫婦として得られる社会保障や勤め先の福利厚生なども受けられます。

「結婚しないの?」という重圧から解放される

結婚すれば、家族や親族、職場の関係者などから、「まだ結婚しないの?」などといった発言をされることもなくなります。

今はもう少なくなってきているとは思いますが、中には、「独身者よりも、既婚者の方が信用できる」といった見方をする職場や取引先もあったりするようですので、そういった「世間からの目」からも解放されると言えるでしょう。

老後に一緒に暮らす人がいる安心感

結婚してパートナーがいることで、生命がある限り、老後に一緒に過ごす人がいるという安心感を得ることができます。

年齢を重ねるほどに、体力も判断力も衰えてきますので、心から信頼できる存在がそばにいるということは大変心強いでしょう。

結婚してDINKsとなることで生じる7つのデメリット

ここからは、結婚してDINKsという生き方を選ぶことによって生じるデメリット7つをご紹介していきます。

世間体が気になる

現時点では、結婚して子供をもつことが自然の流れと考える人が多数の世の中ですので、子供を持たない選択をすることに対して、世間からの目が気になってしまうということがあります。

「子供がいないことについて、陰で何か言われているのではないだろうか?」など、必要以上に、人からどう思われているかが気になってしまうというタイプの人は、DINKsという生き方はあまり合わないかもしれません。

周囲から心ない声や子供へのプレッシャーをを受けることがある

「子供はまだいないの?」「なんで作らないの?」など、ここまで露骨な聞き方をしてくる人はさすがに少ないとは思いますが、子供を持たないという選択を敢えてしていることについては、なかなか理解を得られないということはあるかもしれません。

批判やプレッシャーに負けないためには、「人は人、自分は自分」と思えるかどうかや、「幸せな結婚生活を過ごしているという自信」を持てるかどうかが、非常に重要なポイントです。

子供を育てあげる経験ができない

DINKsという生き方を選択するということは、子供を育てあげるという経験をすることはないということになります。

一人の人間がこの世に誕生してから、どのように大人へと成長していくのかという、その成長過程を見届けることはできないので、子育ての大変さや楽しさなどは、あくまで「想像の範疇」になってしまうというのはDINKsのデメリットと言えるでしょう。

子供がいる人との話が合わなくなる

子供を育てる経験をしていないため、どうしても、子供がいる人との会話が合わなくなる可能性があります。

もちろん、子供以外の話題であれば、これまでと変わらず話ができますが、子育てをしている人は、どうしても話題が自然と子供のことが中心になってしまいやすいですので、会話の内容を理解しきれなかったり、複数人いる場面においては居心地が悪くなるといった経験をすることもあるかもしれません。

離婚の決断をしやすい

「子は鎹」という言葉を耳にしたこともあると思いますが、子供がいないDINKsは、夫婦間でトラブルが生じた際には離婚という流れをたどりやすいとされています。

子供がいる場合は、「子供を片親にしてかわいそう」という感情的な部分をはじめ、養育費などの問題も生じることから、離婚したいと思ったとしても、離婚の決断はなかなか容易ではなく、結局は我慢を重ねることを選び、離婚しないまま過ごすという夫婦も多いです。

我慢することが良いとは言えませんが、子供がいる夫婦と比較をすると、夫婦の関係性に不満を感じた場合に特段の我慢をする必要性がほとんどないため、DINKsは離婚の決断を良くも悪くもしやすいと言えます。

老後が寂しくなる

子供がいないため、当然、孫という存在が生まれることもありません。

同年代の友人との会話において孫の話が出てきたりする際には、寂しい想いをするかもしれません。

家計管理がルーズになりやすい

子供がいないことで金銭的にも時間的にも余裕があるのはDINKsのメリットではありますが、それゆえに、家計管理がルーズになりやすいというデメリットも秘めています。

自由を謳歌するのは良いことですが、将来に備えて「引き締めるべきところは引き締める」といった精神を持ち続けることも忘れないよう注意する必要があります。

DINKsが最高に幸せな生き方をするために大切なポイント

DINKsという生き方をするのであれば、深いレベルでの意思疎通を図るということが大変重要です。

ここからは、DINKsが最高に幸せな結婚生活を送っていくことにつながる大切なポイントをお伝えしていきます。

結婚前に二人の共通目標を設定する

DINKsという生き方をしていくのであれば、結婚前に将来のビジョンや目標について話し合っておくことが大切です。
どのようなライフスタイルを望むのか、二人共通の趣味やアクティビティの機会を設けるかなど、しっかりとイメージの共有をしておきましょう。
結婚生活における共通目標を持つことで、夫婦としての結束力をより高めることができます。

ライフワークバランスを保つ

DINKsの場合、お互いにキャリア形成を自由に行っていくことができる分、仕事へのウェイトが大きくなりやすい傾向があります。
仕事が忙しい期間が続いてしまうと、夫婦間のですれ違いが発生しやすいですので、二人でコミュニケーションを図る時間を共有する意識を持つことも非常に重要です。

双方の家族との関係も大切にする

子供がいないと、双方の親に対して「孫の顔を見せる」といったこともなくなるため、実家との関係が疎遠気味になるかもしれません。
何らかの事情があって、敢えて実家との接点を持ちたくないという場合は別ですが、親や兄弟・姉妹は、双方にとって特別な関係性の存在だと思いますので、結婚後も変わらず大切にする心をもって、連絡を取り合ったり、たまには実家に顔を出すようにしてあげると喜ばれるだろうと思います。

老後のプランニングをしておく

結婚直後の場合は、まだまだ先の話に感じるかもしれませんが、老後についても共通のヴィジョンをもっておくと安心です。
場合によっては、「老後」と言わずとも、早期退職をするなどして、40代50代というまだまだ動き回れる時期に、二人でやってみたいことにどんどんと挑戦していくといった生き方も可能なのがDINKsの強みでもあります。
退職後の生活スタイルをはじめ、金銭面、健康面などについてもしっかり話し合うなどして、事前にしっかりと準備をしておけば、より充実した人生を送ることができるでしょう。

DINKsであることへの社会的プレッシャーに負けない

まだ少数派の生き方であるDINKsというスタイルの場合、子供に関するプレッシャーをかけられるような場面に遭遇することも少なくないです。
特に繊細な人ほど傷つきやすいですので、心を守るためにも、自分たちの選択に対して堂々とした姿勢を持つように心がけておくことが望ましいです。

幸せの定義は人それぞれ異なって当たり前のことです。

プレッシャーをかけてくる人にとっては、「結婚して子供をもうけることが最も幸せである」という価値観を持っているというだけにすぎません。

悪意のある発言をしてくる人たちに言い返すかどうかはさておき、最低限、自分たちの心の中においては、「二人にとって最高に幸せな結婚スタイルを選択している」ということをしっかり刻んでおくということは大切なことだと思います。

DINKsという生き方を途中で変更することがあってもいい

人の考えや価値観というのは、時間と共に変容することもあります。

結婚時にDINKsという結婚スタイルを二人で選んだからといって、その生き方に何が何でも固執しなければならないかというと、決してそんなことはありません。

特に、年齢的に若いのであれば、夫婦間の優先順位が変わり、「子供をもちたい」と思ったとしても、その選択肢を選びとることも可能です。

しかしながら、DINKsをやめたいと思っても、夫婦の年齢による時間的な決断リミットが存在するということは頭の片隅に入れておく必要があるかと思います。

いずれにしても、DINKsという生き方は選択肢の1つに過ぎませんので、夫婦間でしっかり話し合いをし、お互いに納得できるのであれば、方向転換をすることは全く問題ありません。

最も良いのは、「人は心変わりすることもある」ということを念頭に、結婚前に「結婚後に、DINKsという生き方から方針転換をしたいと思ったらどうするか」というのを事前に二人で話し合って決めておくのが安心です。

DINKsという生き方を実現するためには戦略的な婚活が必要

「羨ましい」「ずるい」といったことも言われることがあるDINKsという生き方を実現するためには、同じ価値観・考え方を持つパートナーとの出会いが必要です。

時代が変わりつつあるとはいえ、DINKsという生き方を希望する人はまだまだ少数派であるという現実もあることから、婚活をする場合には、いかに、出会いやすく・結婚を叶えやすい場所で婚活をすることができるかが重要なポイントであると言えます。

DINKsの婚活において最も理にかなう活動場所は、結婚相談所だと考えられます。

結婚相談所での婚活がDINKs希望者にとって最適と考えられる理由や、結婚相談所での婚活における成功確率を高める方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、ご興味がある方はぜひ参考にご覧ください。

まとめ(DINKsのメリット・デメリットを把握して二人で最高に幸せな人生を歩んで)

DINKsという生き方には、多くの結婚する意味やメリットがあると同時に、デメリットもありますので、それらをよく理解した上で、二人の間で深い話し合いをすることが大切です。

夫婦二人が最高に幸せな人生を歩むために必要な生き方であると考えるのであれば、「結婚したら子供をもつ」という選択肢でも、「結婚後も子供をもたない」という選択肢でも、どちらの道を選んでも良いのです。

子供の有無で人生の価値が決まることはなく、「日々、幸せを実感しながら過ごすことができるかどうか」が最も重要なことです。

二人にピッタリと合った結婚スタイルで、最高に幸せな人生を歩んでいってくださいね。

あなたが今よりもっと、晴れやかに、幸せに、人生を歩んでいくことができますよう、心から応援しています!

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